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電子書籍ビュワーの老舗である株式会社ボイジャー（本社：東京都渋谷区）で、T-Time5.5のβ版（Mac用）を配布している。
現在、正式にリリースされているT-Timeのバージョンは「5」。T-Time5はドットブック（拡張子.book）形式、TTZ（拡張子.ttz）形式の電子本を読むためのビュワーソフトで、電子本の文字を拡大したり、ページサイズを変更したりするなどして、読者が読みやすい設定ができる。
ボイジャーでは、T-Time5のバージョンアップであるT-Time5.5をまもなくリリースする予定だが、現在、正式リリース前の動作テストとしてβ版を無料で配布している。
今回の新機能の目玉は、PC上のT-Timeコンテンツを、携帯電話、iPod Photo、PSP、デジタルカメラなど多くのデバイスに書き出し可能になったこと。この機能により、普段持ち歩いている電子デバイスが本の代わりになる。
USBポートを持っているデバイスであれば、PCの書き出しメニューを選ぶだけで、自動的に書き出し先を選択するので、書き出す場所を考える必要がない。携帯電話などではメモリーカード経由になるが、その場合にも自動的に書き出す場所を選ぶ。
なお、市販されているコンテンツによっては、この機能ができないものもある。
【関連リンク】
「T-Time5.5」新機能の説明
http://www.voyager.co.jp/T-Time/TT55b/index.html
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