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【編集部記事】Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間の12月6日、電子書籍販売サービス「Google eBookstore」(旧コード名:Google Editions)を米国内でオープンした。
Google eBookstoreは同社が過去3年間開発を続けていた電子書籍取次・販売サービスで、ユーザーインターフェイスは従来から運営してきた「Google Book Search」に似ている。ユーザーは電子書籍を購入したら、そのままWebブラウザ上もしくはEPUB/PDF形式ファイル(Adobe DRM付与)として閲覧できる。オープンの時点でRandom House社やPenguin社など出版社4,000社が参加し、15万タイトルが購入可能。電子書籍の販売マージンとしてGoogle側は20〜30%程度を徴収する。
また、一般の書店も契約すればこのGoogle eBookstoreを使って自社の電子書籍販売サイトを構築できるようになっており、すでに現地のインディーズ系書店約400店が参加しているとのこと。
米国外のユーザーはまだ有償作品を購入することはできないが、来年初頭には提供を開始する予定。参入が遅れていたGoogle社がようやく電子書籍サービスを開始したことで、ついに電子書籍 BIG3(Amazon/Apple/Google)の時代が始まったことになる。【hon.jp】n
問合せ先:Google eBookstoreのサイト( http://books.google.com/ebooks ※日本ではまだ有償作品は購入不可)