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【編集部記事】Hollywood Reporterの記事によると、米Time社グループの有名一般誌「People」のiPad版が、写真エージェンシーとの交渉難航により発売延期されていた模様(編集注※その後、8月になって無事発売)。
記事によると、People誌側はもともとiPad版アプリが紙雑誌の宣伝プロモーション媒体であることを理由に、カメラマン達への支払対象にならないと主張していた模様。しかし、一部エージェンシーがそのiPad版に広告バナーが付けられることを知り、れっきとした商品であるとして追加報酬の支払いを求めているとのこと。
雑誌は書籍などと異なり、カメラマン・広告デザイナーなど多数の社外プレイヤーと共同制作するのが一般的であるため、電子雑誌を出すときには権利調整がきわめて複雑だとされている。今回のPeople誌で起こったトラブルも、まだその氷山の一角のようだ。【hon.jp】n
問合せ先:The Hollywood Reporterの記事( http://www.hollywoodreporter.com/hr/content_display/news/e3i8f8572de75e9b83312e6d81419ecd9f0 )