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【編集部記事】今月28日火曜日、年に一度の北京国際出版フォーラムが開催された。Amazonの副社長、Jon P. Fine氏が講演者の一人になっており、中国の電子書籍市場の潜在的な可能性はAmazonとしても重要視していると述べた。
記事元によると、中国における“電子出版”全体の市場規模は2011年に1,377億人民元(約1.7兆円、編集注:この数字はオンラインゲーム市場やネット広告市場の売上も含まれている。実際に電子書籍単体が占める比率はこの約10%以下と思われる)にのぼっており、中国人口の18歳から70歳のうちの38.6%がなんらかのかたちで電子書籍の購読者であり、非常に注目を集めているビジネスの分野であると報じている。
中国での電子書籍事業は、電子書籍そのものが注目されてからすぐに興ったが、米英のように老舗の出版社や書店が主導したわけではなく、技術を持っている会社が主導しており、出版業界とそれら技術系企業との間のギャップが埋まらぬままになっている現状だという。
中国政府からの期待も高いようで、このギャップが解消されれば、市場の拡大は目覚ましいものになっていくだろう。【hon.jp】
問合せ先:CHINADAILYの記事 ( http://usa.chinadaily.com.cn/business/2012-08/29/content_15715691.htm )