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【編集部記事】NPO団体のSugarLabs(本部:米国ニューヨーク州)は現地時間の8日、低学年教育向けLinuxプラットフォーム「Sugar」にePub電子書籍ビューワ機能を追加した。
Sugarはもともと、OLPCの教育機関向け100ドルPCプロジェクトの開発チームからスピンアウトしたプロジェクトで、幼児・低学年向けオープンソース・デスクトップ・プラットフォームの開発に従事。今回アップデート追加されたのは電子書籍ビューワアプリ「Read」で、Sugar独自のネットワーク共有機能を使い、複数の端末で1人のePub形式の作品を“共同閲覧”できるようになっている。
なお、今回のePub対応は同日に行われたUSBメモリ専用配布パッケージ「Sugar on Stick」の最新版のリリースに合わせたもの。全世界の教育機関向けに無償で配布されており、Windows・Mac・Linuxマシンで起動させることができる。【hon.jp】n
問合せ先:SugarでのePub共有閲覧のデモ( http://people.sugarlabs.org/sayamindu/shared_read.ogv )