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【編集部記事】非営利団体のInternet Archive(本部:米国カリフォルニア州)は現地時間の19日、法人・個人を問わず自由に共有して使えるオープンな電子書籍配信システム「BookServer」を発表した。
このBookServerでは、ATOMベースで書誌情報のやり取りを行なうOPDSという規格が中核技術となっており、その最大の目的はGoogleやAmazon.comなどの営利企業にDRMや電子書籍配信システム市場が凌駕されつつある現状を完全打破すること。
現時点ではBookServerシステムそのものはまだまだ未完成品で、デモレベルのものしか稼働していないが、長期的には出版社や著者が自主的に参加しパソコンやゲーム機などさまざまなデバイス向けに電子書籍コンテンツを有償・無償配信できるようなインフラに育てていきたいとのこと。【hon.jp】n
問合せ先:BookServerのページ( http://www.archive.org/bookserver )