米Internet Archiveが館内向け電子書籍貸し出しサービスをスタート、参加図書館150館・80,000作品

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【編集部記事】米国の非営利団体Internet Archive(本部:米国カリフォルニア州)は現地時間2月22日、参加図書館150館の館内で、書籍コレクション80,000作品相当を電子書籍形式で借りることができるサービスを開始した。

 この新しい館内向けサービスは、Internet Archiveが運営する電子図書館サイト「OpenLibrary.org」のインフラを活用したもの。OpenLibrary.orgアカウントを持っているユーザーが参加図書館の館内に入れば、専用サイトにアクセスして電子書籍を借り出すことができる。電子書籍の形式はWeb・PDF・ePub版(DRM付き)のいずれかを選ぶようになっており、ラップトップ・iPad・館内PC等での閲覧に対応する。

 Internet Archiveの創業者のBrewster Kahle氏は、「電子書籍の購入と貸し出しを増やせば、より効率的に購入資金を利用できる」としてユーザーにより多くの電子書籍を提供できるよう、全世界の図書館に参加を呼びかけている。【hon.jp】n

問合せ先:米Internet Archiveのプレスリリース( http://www.archive.org/post/349420/in-library-ebook-lending-program-launched

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