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株式会社矢野経済研究所は8月30日、国内出版市場に関する調査結果を発表した。紙と電子を合算した2018年の国内出版総市場は1兆5100億円(前年比5.0%減)で、うち書籍を7180億円(同3.5%減)、雑誌を7920億円(同6.4%減)と予測している、また、紙は1兆1960億円(同7.3%減)、電子は2400億円(同9.1%増)としている。
本調査における2016年から2017年にかけての出版市場は、全国出版協会・出版科学研究所「出版指標年報」2018年版のデータを使用しており、2018年以降の値は矢野経済研究所の予測値。電子の市場規模は販売額ベースで、通信費や広告収入などは含まない。また、教育書や医書も含まない。
矢野経済研究所は将来展望として、「特に雑誌は電子コミック中心に伸びることにより、大きなマイナスではなくなると考えられる」としている。出版科学研究所による紙の「雑誌」市場には雑誌扱いコミックス(単行本)の数字が算入されており、矢野経済研究所はそれにならって電子コミックの数字を「雑誌」として扱っているものと思われる。
参考リンク
プレスリリース(矢野経済研究所)
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