米国の出版社団体AAP、トランプ次期大統領宛てに著作権法強化を求める声明「ネットの脅威から守って」

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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、同国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州、以後:AAP)が、次期トランプ大統領宛てに著作権法と出版業界保護を訴える声明文を発表し、書簡として送付したとのこと。

 次期大統領のドナルド・トランプ氏は、もともと読書嫌いとして有名な人物で、選挙公約の中でも知財関連の政策については一切言及していない。AAPは、トランプ氏自身も書籍を出版(注:ほとんどが口述ベースの共著モノ)しているという事実を元に、ネットコンテンツの脅威と、書籍出版業界の存続の重要性を訴えている。また、それが米国の国益につながるとアピールしている。

 AAPは出版業界のロビー団体としての役割も担っているが、今回の声明から、AAP側が次期トランプ政権の政策運営方針を不安視していることが容易にうかがえる。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/12/15/aap-sends-letter-trump-cavalierly-dismisses-online-creators-inferior/

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