大学関係者の電子書籍に対する認知度が急上昇、成長のキーはタブレット端末の配布、独Springer調査

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【編集部記事】米国の図書館業界ニュースサイト「Infodocket.com」によると、ドイツの科学系出版大手Springer Science+Business Media社(本社:ドイツ・ベルリン市)が、米国の大学内における電子書籍の利用率に関する調査レポートを無料公開しているとのこと。

 本レポートは東部マサチューセッツ州周辺の有名大学の教員・学生を対象に行なわれたアンケート調査をまとめたもので、電子書籍の経験者はそれぞれ共に過半数を超えるものの、授業教材としての有用性では意外にも教員のほうが好意的で、逆に学生のほうが否定的であるとの数字が出た。

 レポートによると、学生が否定的な理由はハードウェアの供給にあり、今後教育者側がタブレット端末などを配布することで、大学構内における電子書籍の普及度はいっきに増すだろうと分析している。【hon.jp】

問合せ先:Infodocket.comの記事( http://www.infodocket.com/2013/03/18/higher-education-new-white-paper-from-springer-examines-ebook-adoption-and-usage-at-undergraduate-universities/

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