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【編集部記事】米Techcrunch.comによると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)の教育事業部門であるAmazon Educationが、学校教師同士でカリキュラムや選書について情報交換できるサイト「Amazon Inspire」を学校司書向けに招待制ベータ公開したとのこと。
Amazon社は今年、ニューヨーク市教育局の市立小・中・高1,800校向け公式電子書籍販売ストアの運営を勝ち取っているが、Amazon InspireはそのようなEC系ビジネスモデルではなく、国・州・学区を超えて教師同士がカリキュラムや選書について情報交換するための無料コミュニティサイト。同市場に数年前から本格参入しているApple社/Google社に遅れての参入となるが、Folger Shakespeare図書館(本部:米国ワシントンD.C.)などがコンテンツ提供を始めており、複数州の教育局がテスト参加を許可済みとのこと。
将来的には、電子書籍や電子教科書、Kindle端末、Amazon Webサービス群など、関連商材の販売につなげる計画と思われる。【hon.jp】
問合せ先:米Techcrunchの記事( https://techcrunch.com/2016/06/27/amazon-jumps-into-online-learning-with-inspire-a-platform-for-free-crowdsourced-and-premium-materials/?ncid=mobilenavtrend )