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東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社(本社:東京都港区)は、高精細と高反射率を実現し電子辞書や電子書籍、OA複合機などのモノクロ表示用途に最適な、16階調の完全反射型5型VGAモノクロTFT液晶ディスプレイを開発、量産出荷を開始した。
電子辞書や電子書籍は、豊富な情報が手軽に調べられるとして需要が高まっており、今後、多くの機能を容易に操作できる、見やすい操作パネルを備えたものが求められる傾向にある。今回のディスプレイは、このようなニーズに対応するため開発されたもの。
さらに、高効率反射面とそれの最適化を行った内面反射技術を採用することで、表示に影が無く、微細な文字もクッキリと表示することが可能。また、完全反射型であるためバックライトが不要で、電子辞書に求められる小電力設計ができ、結果としてバッテリーでの長時間動作も可能。一方、他の反射型ディスプレイ技術と比較して書き換え速度が速く、電子辞書・書籍等文章表示の高速スクロールや動画クリップ時にも見やすい表示となっている。
【関連サイト】
本件に関する東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社のプレスリリース
http://www.tmdisplay.com/tm_dsp/press/2007/07-01-16_j.html