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【編集部記事】業界標準電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」を推進するIDPF(本部:米国ワシントンD.C.)は現地時間5月10日、米国シカゴ市で開催中の電子書籍カンッファレンス「2016 IDPF DigiCon」において、来年1月にもWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)との統合を目指す意向を表明した。
IDPFでは、今年秋の規格化を目指している現EPUB 3.0.1の次バージョン「EPUB 3.1は」に向け、OpenWebへの対応を急いでおり、3年前からW3C技術メンバーとの共同作業を多方面で進めていた。今回、規格化作業をスピードアップするため、組織の統合が必要であると判断した模様。
なお、実際の統合にはIDPF各会員企業の同意/脱会や法務面での手続きが多々あり、これからそのステップに入るとのこと。実際に予定どおり来年1月に実現されるかどうかは不透明。【hon.jp】
問合せ先:IDPFのプレスリリース( http://idpf.org/news/world-wide-web-consortium-w3c-and-international-digital-publishing-forum-0 )