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【編集部記事】インドは、英語に堪能な国としてのイメージが強いが、出版物の多くは国内に20言語以上あるといわれるローカル言語で書かれるケースがほとんど。その中でも、電子化が困難と言われているのがベンガル語だ。
ヒンディー語、マラーティー語などの次に使用人口が多いとされるベンガル語だが、古代サンスクリト語からインド東方各地で独自進化した歴史的経緯などもあって、記法がいまだ統一されていない。そのため、PDF時代でも作家や現地フォントデザイナーたちの大きな障害となっていた。eboipotroは、GitHub上で活動している現地のボランティアグループ。EPUB形式ファイルとUnicodeを使って、そのようなベンガル語の新人作家をできるだけ多く紹介するためのボランティア電子書籍ポータル「eboipotro.github.io」を昨年オープンし、現地作家たちの電子化を推進している。
Webサイト、EPUBファイル、変換スクリプト等もすべてGitHub上でオープンソース公開されている。【hon.jp】
問合せ先:eboipotro.github.ioサイト( https://eboipotro.github.io/ )