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シナノケンシ株式会社(本社:長野県上田市)は10月末より、視覚障害者がパソコンを使わずに録音図書などを読むための、インターネット配信に対応するデジタル録音図書読書機の実用化をめざす実証実験を社会福祉法人日本点字図書館(所在地:東京都新宿区)と社会福祉法人日本ライトハウス(所在地:大阪市中央区)と共同で開始することを発表した。
実験では、約10名のモニターの協力を得て、パソコンを使わないネットワーク読書端末の基本機能や使い勝手、貸し出し待ち時間などの制約が解消される図書検索サービスの実用性などを、約二ヶ月かけて確かめるとのこと。このデジタル録音図書読書機が実用化された場合、視覚障害者はパソコンを使用しないでも、自分で365日24時間、図書館のサーバー内の録音図書を利用できるようになるとのこと。
【関連サイト】
シナノケンシ株式会社の本件に関するプレスリリース
http://www.plextalk.com/jp/news/topix_061027.html
シナノケンシ株式会社