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株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区)と株式会社アルファシステムズ(同)は10月11日、電子書籍ファイルフォーマット「.book」のコンテンツを自動音声読み上げに対応することを発表した。
自動音声読み上げとは、人間ではなく、コンピュータの人工音声によってテキストを読み上げる技術のこと。今回の電子書籍の音声化は、.book形式の専用ビューワーソフト「T-Time」がアルファシステムズ側が販売するPC向け音声読み上げソフト「電子かたりべ」(年間利用3,000円)に対応したことで実現。これにより国内だけでも100万人と推計される視覚障碍者・弱視者の人も電子書籍が活用できるようになる。
なお、音声読み上げ対応の作品第一弾として講談社やグーテンベルク21の.book形式作品が明らかにされており、今後は参加出版社を随時増やしていきたいとのこと。
【関連サイト】
アルファシステムズ「電子かたりべ」商品紹介ページ
http://www.e-kataribe.com/portal/index.jsp