欧州委員会、電子書籍などデジタルコンテンツ産業を成長促進させるため、EU圏内の法的バリア排除を検討

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【編集部記事】英The Booksellerによると、欧州委員会(本部:ベルギー)がデジタルコンテンツ産業を成長促進させるため、EU圏内の国境排除を検討しているとのこと。

 EU加盟28国は従来から、知財・通信行政など面で各国が独立しているため、クラウドサービスやDRMの国境制限などを含め、国境をまたいでデジタルコンテンツのやり取りするのがコスト高となっている。今回策定への道筋が明らかにされた「Digital Single Market」計画では、それら法的な障害を排除し、4,150億ユーロの成長促進を狙う。

 この動きに対し、欧州の出版業界は「デジタルコンテンツの配信に支障はない」「著作権法の改訂は必要ない」と反対の姿勢を見せているという。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/ec-reveal-plans-digital-single-market

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