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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、新生News Corporation(本社:米国ニューヨーク州)が年度末の業績発表を行ない、傘下の世界第2位の出版社HarperCollins(本社:同)の電子書籍部門が絶好調であることが判明したとのこと。
News Corporationグループは2年前、Rupert Murdock会長の指揮下で、安定経営を続ける「FoxTV」などテレビ・映画部門と、スキャンダルや経営不振に喘ぐ「WallStreet Journal」「News International」「HarperCollins」を「Fox Group」「新News Corporation」の2グループに完全分離。そのような環境下で、後者グループのHarperCollins社は電子書籍部門に積極投資し、最近Harlequin Enterprise社(本社:カナダ・オンタリオ州)も買収したばかり。
2014年通期で見た場合、HarperCollins電子書籍部門の売上寄与率は前年同期比17%→22%にまで伸び、グループ全体の粗利でも約14%も貢献しているとのこと。【hon.jp】
問合せ先:Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2014/ebooks-drive-profits-at-big-publisher/ )