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【編集部記事】元ロイター記者で日英両国で電子書籍出版を行なっているサッカムプレス(日本支社:東京都中央区)のRobin Birtle代表が、Frankfurt Book Fair事務局が運営する出版業界ニュースサイト「Publishing Perspectives」に興味深い寄稿をしている。
Birtle氏によると、EPUBなどWeb技術をベースに進化し続けている電子書籍ファイルフォーマットには、現在ビジネス現場で一般的にドキュメント文書用途に使われているPDF形式ファイルを置き換える可能性が秘められているという。
確かに、PDF形式ファイルは、もともとAdobe社が印刷を前提に設計したファイルフォーマットであったが故に、2000年前後のPDAブームや2004年前後のケータイサイト・ブーム時にも、モバイルデバイスにまったく対応できなかったという大きな汚点がある。今後のポストPC時代を考えると、業務系のITシステム開発で電子書籍ファイルフォーマットが活用される可能性は十分にあるだろう。【hon.jp】
問合せ先:Publishing Perspectivesの記事( http://publishingperspectives.com/2012/11/in-corporate-publishing-are-e-books-pdf-2-0/ )