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【編集部記事】米Forbesサイトによると、台湾の電子書籍ソリューション会社Koobe(本社:台湾・台北市)は現地2月1日から開催される台湾国際ブックフェア会場で、米Qualcomm社のMirasolディスプレイを搭載した電子書籍端末「Jin Yong Reader」を発表する模様。
Koobe社は2005年創業の電子書籍ソリューション開発ベンチャーで、昨年からはOEMメーカー端末をベースに、自社ブランドでの電子書籍端末ハードウェア販売に参入。今回発表される新端末は5.7型Mirasolディスプレイ/Android 2.3を搭載したモデルで、ハードウェア的には韓国の大手書店チェーン「教保文庫」が昨年11月に発売した専用端末とほぼ同型とのこと。
Mirasolは俗に「MEMSディスプレイ」などと呼ばれている次世代ディスプレイ技術の1つで、IMODと呼ばれる小型回路でRGBピクセル群を構成し、カラー表示を実現する。省電力性にも優れており、E-Ink等の電子ペーパーよりもバッテリ寿命をさらに20%延ばすことが可能とのこと。Mirasolディスプレイを採用した電子書籍端末はこれで4機目となる。【hon.jp】
問合せ先:米Forbes.comの記事( http://www.forbes.com/sites/elizabethwoyke/2012/01/30/qualcomm-gets-a-fourth-mirasol-device-taiwans-koobe-jinyong-e-reader/ )