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京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)と株式会社オトバンクは11月12日、KCCSが提供する公共図書館システム「ELCIELO」とオトバンクが提供する「audiobook.jp」を連携した「オーディオブック配信サービス」を、2020年2月から提供開始することを発表した。また、「ELCIELO」を利用している公共図書館を対象として、トライアルユーザーの募集を開始している。
KCCS「ELCIELO」は、蔵書管理・貸出管理などが行える公共図書館向けのウェブアプリケーションシステムで、2002年に提供が開始されている。ユーザインターフェイスにユニバーサルデザインを採用し、音声読み上げソフトへの対応、見やすさを考慮した配色、UDフォントへの対応などが特徴。オトバンク「audiobook.jp」は、ナレーターや声優が朗読した「聴く本」を2万7000本超ラインアップする、日本最大級のオーディオブック配信サービス。
今回の連携により、KCCS「ELCIELO」を導入している公共図書館では、図書館利用者登録をしていれば図書館へ行かなくても、自身のPCやスマートフォンで図書館のサイトからオーディオブックを検索・視聴できるようになる。KCCS「ELCIELO」のオプションサービスとして提供される予定で、料金は1法人あたり月額2万円から。なお、本サービスは、パシフィコ横浜で開催されている「第21回図書館総合展」のKCCSブースに展示されている。
参考リンク
「オーディオブック配信サービス」トライアル問い合わせフォーム