『死にゆく者の祈り』中山七里/新潮社/9月19日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

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 無二の友人は確定死刑囚だった――。真の救済と贖罪の意味を説く、哀切の社会派ミステリ。

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

死にゆく者の祈り

中山七里/新潮社

内容紹介

死にゆく者の祈り 囚人に仏道を説き、精神の救済を願う教誨師、高輪顕真。ある日、講話で訪れた慰問先で、一人の確定死刑囚の姿が目に留まる。それは、かつて顕真を雪山の遭難事故から救った唯一無二の親友・関根だった。 友はなぜ男女二人を殺めたのか。答えを見出せぬまま、教誨師として関根と再び対峙する顕真。対話を繰り返すなかで、当時事件を担当した刑事とともに、遺族への聞き込みをはじめる。そして辿り着いた、驚愕の事件の真相とは。そして、刻一刻と死刑執行命令までの時間が迫り来るなか、友を救済へと導くことは出来るのか……。

【著者紹介】中山七里(なかやま しちり)

 1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。同作は映画化もされベストセラーとなる。また、『贖罪の奏鳴曲』がWOWOWで連続ドラマ化。他に『おやすみラフマニノフ』『切り裂きジャックの告白』『七色の毒』『アポロンの嘲笑』『テミスの剣』『月光のスティグマ』など著書多数。

出版社からの備考・コメント

 本文データは校正中のものを使用していますので、誤字・脱字が残っている可能性があります。出版時には一部内容が変更となる可能性もございますので、予めご了承くださいませ。

おすすめコメント

 教誨師の視点から、人間の「業」と「贖罪意識」を描いた本作は、主人公の究極的な状況に心を抉られながらもエンターテイメント性を両立させた、ヒットメイカー・中山七里の真骨頂ともいえる一作です。 骨太で重厚なストーリーテリングに圧倒されること間違いなし! ぜひ、刊行前にご一読ください!

(担当編集者)

販促プラン

 感想をお寄せくださった書店様のみ、初回ご希望を承ります。

 「販促素材」から用紙をダウンロードいただき、記載の番号までFAXをお送り下さい。9月2日(月)必着です。

出版情報

発行形態:ハードカバー
ISBN:9784103370123
税抜価格:¥1,600 (JPY)
ジャンル:ミステリー/サスペンス
刊行日:2019/09/19

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