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【編集部記事】富士フイルム株式会社(本社:東京都港区)は7月下旬、現在手作業が一般的となっている電子コミック制作を半自動化する「GT-Scan」システムを7月下旬から関連企業向けに販売開始する。
電子コミックは通常、紙原稿をスキャンしてからコマ単位でカットする工程が必要となるが、コマが2ページにオーバーラップしていたり、吹き出しがかぶっていたりするなど、自動化は不可能とされていた。今回発表された「GT-Scan」システムでは、レイアウトを独自の画像認識技術によりページ単位で自動認識し、コマを高精度で分割。さらに、独自推測技術によりひとコマずつ、読む順番を自動設定できるとのこと。
同社では、これと関連ソリューション「GT-Quality」「GT-Balloon」などを、あさってから東京都・東京ビックサイトで開催される「東京国際ブックフェア」会場でデモ展示する予定。【hon.jp】
問合せ先:GT-Scanの製品概要( http://fujifilm.jp/business/imaging/keitai_service/gt-scan/index.html )