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【編集部記事】米電子書籍ニュースサイト「eReads.com」によると、女性向けロマンス小説大手のHarlequin Enterprises社(本社:カナダ・オンタリオ州)が来年1月から、同社の電子書籍作家たちに向けて、支払ロイヤリティ率を引き上げたい旨を打診したとのこと。
記事によると、このロイヤリティ率引き上げの対象となるのはHarlequin社が北米圏で出版している電子書籍タイトルすべてで、シリーズものは出版社売上の15%、単品ものは25%になるとのこと。現行の同社レートは、定価の6%が相場となっている。
ただ、計算方法にある「出版社売上」の定義がグレーな点や、実際にこの新条件では収入ダウンになるのではないか疑問視している作家も多く、契約移行には時間がかかりそうな気配だ。【hon.jp】
問合せ先:Harlequin社が作家宛てに送信したメール( http://ereads.com/2011/06/harlequin-raises-e-book-royalties-retroactively.html )