奈良県生駒市図書館、電子書籍端末の貸し出しサービスに着手

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 奈良県生駒市図書館は2日、日本の公立図書館では初めての試みとなる電子書籍端末の貸し出しサービスに着手することを明らかにした。

 同図書館によると、上記は市民へのソニー製電子書籍端末「LIBRIe(リブリエ)」および松下電器製端末「ΣBook(シグマブック)」の貸し出しサービスで、2日に生駒市が発表した平成17年度予算案にはすでに端末の購入予算などが盛り込まれているとのこと。今月中に行なわれる市議会で承認された後、早ければ5月中にもサービスをスタートする模様。

 生駒市図書館側によると、このサービスはもともと図書館側が発案し、それを松下電器およびソニー(正確にはLIBRIe用電子書籍を販売しているパブリッシングリンク社)の両社に打診し、実現されたとのこと。貸し出し機は合計22台(一部デモ機を含む)となる予定で、複数の電子書籍タイトルがインストールされた状態で図書館利用券を持つ市民に貸し出される。

 なお、公立図書館では過去に北海道岩見沢市などでPC上の電子書籍が閲覧展示されるケースはあったが、読書端末の貸し出しは今回が初めてとなる。

【関連サイト】
奈良県生駒市図書館のサイト

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