『幸福と人生の意味の哲学』山口尚/トランスビュー/5月20日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

NetGalley
noteで書く

《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》

 「不幸なのに、どうしようもなく苦しいのに、死んだ方が楽であるのに、なぜ生きていかねばならないのか?」……そう問う人に、あなたならどう答えるか。

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

幸福と人生の意味の哲学

山口尚/トランスビュー

内容紹介

幸福と人生の意味の哲学 「絶望することにも絶望するとき、私たちは『幸福という神秘』に包まれる」――中島岳志氏推薦!

 「不幸なのに、どうしようもなく苦しいのに、死んだ方が楽であるのに、なぜ生きていかねばならないのか?」……そう問う人に、あなたならどう答えるか。

 身近な人の死や貧困、いじめ、そして大きくは戦争や自然災害など、この世は苦痛や痛みで溢れている。 もちろん、比較的幸福な人生を送る人も少なからずいるだろうが、その人たちとていつか不幸に陥るかもしれない。 そもそも他人から見て「幸福」な人生であったとしても、「何のために生きているのか」という人生の意味に悩まされるのが人間だともいえる。その点で、幸福と人生の意味とは密接に関連している。

 では、いったい幸福とは何か? 人生の意味とは何なのか? 本書は、そうした問いに哲学の観点から答えようとするものである。

 人は誰も「不幸の可能性」から逃れられない。「どうせ死ぬのだから、人生は無意味だ」ということも、哲学的には正しい。しかし、その「絶望」を超えて、なお人生が生きるに値すると示しうるならば、それはどのようにしてか。パスカル、カント、ウィトゲンシュタイン、ネーゲル、中島義道、長谷川宏、船木英哲ら古今の思想家やトルストイ、カミュ、中島敦ら文学者の言葉を手掛かりに、私たち一人ひとりが人生と向き合うための思考の軌跡を示し、哲学の新たな可能性を拓く。

出版情報

ISBN:9784798701707
税抜価格:¥2,400 (JPY)
ジャンル:ノンフィクション
刊行日:2019/05/20

NetGalleyの紹介ページ

NetGalleyの使い方(公式ヘルプ)

https://netgalley.zendesk.com/hc/ja/articles/115003991694
(※情報提供:株式会社メディアドゥ)

noteで書く

広告

著者について

About HON.jp News Blog編集部 1982 Articles
HON.jp News Blogは、これからも本(HON)を作ろうとしている人々に、国内外の事例を紹介し、デジタルパブリッシングを含めた技術を提供し、意見を交換し、仮説を立て、新たな出版へ踏み出す力を与えるメディアです。運営は、NPO法人HON.jp メディア部会が行っています。
タグ: / / /