電子書籍「エージェンシー・モデル」強制捜査、EU当局vs.欧州出版業界の全面対決に発展か

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【編集部記事】英The Guardian紙によると、現地時間3月1日に発生した欧州委員会(EC)による電子書籍エージェンシー・モデル関係企業への強制捜査について、捜査対象先の一部が判明した模様。

 記事によると、今回の捜査対象はフランス国内の大手出版社が主なターゲットとなっており、現地大手出版社Hachette Livre社(本社:フランス・パリ市)の広報担当者も自社が捜査対象となったことを明らかにした模様。Hachette側はエージェンシー・モデル採用の違法性を全面否定し、「特定流通業者への偏りを解消しようとしているだけ」と主張しているとのこと。

 他の欧州出版関係者も今回の捜査を批判している模様で、EU当局と欧州出版業界の全面対決に発展する可能性が高くなってきた。【hon.jp】n

問合せ先:英Guardianの報道( http://www.guardian.co.uk/books/2011/mar/04/ebooks-publishing )

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