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電子書籍出版社・Indiebook(運営:有限会社リンガネット、本社:埼玉県さいたま市)は2月10日、「第1回Indiebook賞」の作品募集を開始した。
「第1回Indiebook賞」の対象作品は、2005年1月〜12月に公募を通してIndiebookサイトに出品されたすべての作品。応募に際して、原稿枚数は200枚(400字換算)以上とし、200枚以下の場合は複数の作品を合わせて1作品とする、500枚を超えるものは2冊以上の分冊とする、詩集・句集・マンガ・写真集等は100ページ以上の分量とする、などの応募規定がある。
Indiebook大賞には賞金20万円および副賞、ベストセラー賞には賞金15万円および副賞、各部門賞(フィクション・ノンフィクション・その他)には賞金10万円および副賞が贈られる。各章は2006年2月、Indiebookサイトを通じて発表される。なお、採用された作品は、編集費用・コンテンツ制作費用として、著者が登録料5万円(税込52,500円)を支払い、Indiebookと契約することで、電子書籍として同社サイト上で販売される。書籍の販売価格は一律1点600円。契約者は売上に応じて10%の印税を受け取れる。
近年、リアル書籍において自費出版系の出版社が増えているが、例えば、初版1000部を印刷し取次経由で全国の書店に並べてもらえるという条件では、200万円ほど著者が出資する必要がある。同社では、それよりもはるかに小額の負担で出版できる電子書籍のメリットを今後も精力的に押し出していきたい模様だ。
【関連リンク】
「第1回Indiebook賞」募集要項
http://www.indiebook.jp/bosyu/award.html
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