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戦後、まだまだ女性が仕事を持つのが難しかった時代。ヴィオラの演奏家という職業を選び、家族を守るために、大好きな音楽を演奏するために、リョウコが選んだ道は平坦ではなかった。鼻息粗く自分の選んだ道を邁進し、ボーダレスな家庭の中で子供を育てあげた破天荒母リョウコの人生を、娘マリが語る。
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ヴィオラ母さん
ヤマザキマリ/文藝春秋
内容紹介
「リョウコ」とは、漫画家・ヤマザキマリの今年で八十五歳になる「規格外」の母親のこと。
昭和三十五年、リョウコは二十七歳の時にそれまで務めていた会計事務所を辞め、オーケストラで音楽をやるため実家を飛び出した。新天地・北海道で理解者となる男性と出会い結婚するものの早逝され、シングルマザーとしてふたりの幼い娘を抱えることとなる。
戦後、まだまだ女性が仕事を持つのが難しかった時代。ヴィオラの演奏家という職業を選び、家族を守るために、大好きな音楽を演奏するために、リョウコが選んだ道は平坦ではなかった。鼻息粗く自分の選んだ道を邁進し、ボーダレスな家庭の中で子供を育てあげた破天荒母リョウコの人生を、娘マリが語る。
決して、見本となるような「いい母親」ではなかったかもしれない。
音楽と家族を愛し、自分を貫きとおす、ぶれないリョウコの背中を見て、娘マリが学んだことは何か。
ヴィオラを手に、昭和を駆け抜けた一人の凄まじき女、リョウコ一代記。
第1章 リョウコが母になるまで
第2章 働く母・リョウコ
第3章 リョウコに教えてもらったこと
第4章 リョウコと衣食住
第5章 リョウコと家族
第6章 リョウコという母親
おすすめコメント
生きることって結局は楽しいんだよ
札幌交響楽団の女性第一号メンバーとして音楽と北海道の自然をこよなく愛したリョウコ。
シングルマザーとして昭和を駆け抜けた
規格外な母親のまるで朝ドラのような人生!
北海道の皆様、特におすすめです!!
出版情報
発行形態:ハードカバー
ISBN:9784163909622
税抜価格:¥1,300 (JPY)
ジャンル:ノンフィクション , 家族/子育て
刊行日: 2019/01/30
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