ニューヨーク大学出版局、EPUB電子書籍のWebアノテーション実験出版社第1号として手を挙げる

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【編集部記事】Webアノテーションを普及促進するNPO団体Hypothes.is(本部:米国カリフォルニア州)は現地時間3月9日、World Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が先月Webブラウザ開発ベンダー向けに、ユーザーが自由にメモ・付箋を作成・保存できるレイヤー「Webアノテーション」関連3規格を勧告したことを受け、EPUB電子書籍への適用実験プロジェクトを開始させることを発表した。

 Webアノテーション自体は、24年前にMarc Andreessen氏(当時はMosaicの開発に従事)が提案・模索しつつ、長年標準化が実現できずにいたブラウザ標準機能の1つ。今回の実験プロジェクトは、Readium Foundation・ニューヨーク大学出版局・同大学図書館などと共同で行なうもので、Andrew W. Mellon財団の基金を原資とする。

 まずは、学術出版社であるニューヨーク大学出版局が自社の電子教科書とJavascript系EPUB電子書籍ビューワ「EPUBjs」を使って、早ければ今夏にも本格的なユーザー実験を開始する。【hon.jp】

問合せ先:Hypothes.isの告知( https://hypothes.is/blog/ebook-partnership/

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