《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》
【編集部記事】ドイツの個人作家向けニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」によると、ドイツ版Amazonの電子書籍セールスランキングトップ100の半数が、個人作家たちによって占められていることが確認されたとのこと。
記事によると、キーとなっているのは月額読み放題サービス「Kindle Unlimited」での露出拡大・ランキング上昇効果によるもの。Kindle Unlimitedでは、1回の貸し出しも1冊販売とランキングスコアに加算され、ストア上での露出が優先されているため、ランキングの下降ペースが通常のKindle電子書籍よりも緩やかで、有利になっているとのこと。ただ、Kindle Unlimitedに個人作家が作品を登録するには「Kindle Select」プログラムに加入(=Tolino社など他社の大手電子書籍ストアでは販売できなくなる)が必須条件となっているため、現地の個人作家でも50%程度しかこの仕組みを利用していないという。
結果、ロイヤリティ収入よりもAmazonランキング重視派の個人作家たちが、Kindleランキング上位に集中する傾向が見られるという。【hon.jp】
問合せ先:Die Self-Publisher Bibelの記事( http://www.selfpublisherbibel.de/warum-eine-exklusive-bindung-an-amazon-gut-fur-den-autor-ist-und-warum-nicht/ )