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【編集部記事】米国の電子出版知財ブログ「The Passive Voice」によると、米国書店チェーン第2位のBooks-A-Million社(本社:米国アラバマ州)が、昨年4月からスタートした個人作家向け電子書籍プラットフォーム「BAM! Publishing DIY」に、同チェーン店頭にPOD版書籍を陳列・販売する有償オプションを追加したとのこと。
Books-A-Million社は数年前から一部店舗で低価格プリント・オン・デマンド(以後:POD)機「Espresso Book Machine」を試験導入し、さらに製本大手Courier Corporation(本社:米国マサチューセッツ州)の個人作家向け電子書籍オーサリングプラットフォームサイト「FastPencil」と連携。Ingram Groupなどを介して一部の書店に流通させるオプションなども試験提供してきた。
今回の新オプションでは、1,000部以上を製本発注したPODサービス加入者向けに、自社チェーン店頭(作家居住地の近郊)に陳列販売させるオプションサービスで、追加399ドル(約4.1万円)からとなっている。なお、最大手書店チェーンBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)も、今夏から同様なサービスを開始している。【hon.jp】
The Passive Voiceの記事( http://www.thepassivevoice.com/2016/11/books-a-million-partners-with-silicon-valley-self-publishing-firm/ )