Project Gutenbergが“著作権切れ”ではない作品をずっとネット上で公開していたことが発覚、作家側は激怒

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【編集部記事】電子出版ニュースサイト「e-reads」によると、著作権切れ小説などをネット上で公開している「Project Gutenberg」で著作権侵害行為が発覚した模様。

 記事等によると、問題となったのはSF作家・故Poul Anderson氏など複数作家たちの作品で、遺族たちの弁護人からの抗議によって発覚。Project Gutenberg側は現地時間11月30日に非を認め、作品を緊急削除し、謝罪の手紙を送ったとのこと。原因は複雑で、例えばある作品については、雑誌掲載の年と単行本化の年がずれていた事をProject Gutenberg側が察知できなかったことにある模様。今後は弁護士同士で対応策を協議する模様だが、Project Gutenberg経由ですでにネット中に散乱してしまったデータコピーについてどうなるのかは不明のまま。

 Project Gutenbergは1971年、当時イリノイ大学の学生だったMichael S. Hart氏がXerox製メインフレーム機の上で著作権切れ作品のデジタル図書館をつくろうと思い立ち、立ち上げたボランティアプロジェクト。最初の登録作品は米国憲法の元となった独立宣言書「Declaration of Independence」で、Hart氏自らタイプ入力し、それが全米の計算機ネットワークに広がっていったのが電子書籍の始まりともいわれている。【hon.jp】n

問合せ先:米e-readsの報道( http://ereads.com/2010/11/gutenberg-director-admits-error-promises-revised-procedures-but-the-cats-out-of-the-bag.html

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