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【編集部記事】現地報道によると、米国の書店チェーン最大手のBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)のLeonard Riggio会長が、9月で退任することを明らかにしたとのこと。
Barnes & Noble社は1917年に故William Barnes氏がマンハッタン市街地に開いた書店で、番頭だった故G. Clifford Noble氏が経営に参画。William Barnes氏の息子John Barnesが死去後、一時期はAmtelという総合小売会社の傘下に入る。1971年、現会長のLeonard Riggio氏が株式買収で同社を取得し、大幅ディスカウント戦略とライバルチェーン買収などで全国チェーン化、小規模書店の多くを廃業に追い込みつつも、書店業界の風雲児として有名になった。しかし、インターネット時代になって書店業界もAmazonの時代となり、会長職を辞する時期と判断した模様。
なお、9月以降も役員としては残り、個人の保有株式も売却する予定はないとのこと。【hon.jp】
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