米書店チェーン最大手Barnes & Noble社、今後10年間で店舗数を約3分の2程度まで減らす長期計画を明らかに

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【編集部記事】米Wall Street Journal紙の報道によると、米書店チェーン最大手Barnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)の小売グループ代表であるMitchell Klipper氏が、自社チェーンの店舗数を今後10年間かけて450〜500店にまで絞ることを明らかにした模様。

 同社では2000年代前半まで、平均15店舗/年ほど不採算店を閉鎖しつつ、代わりに20店舗/年ほど新規オープンさせることで緩やかなエリア拡大を続けてきた。しかし電子書籍ブーム以降、ライバルだった米書店チェーン第2位のBorders Groupが破綻したにもかかわらず、新規オープンのペースを2店舗/年にまで落としており、縮小戦略を取っているのではささやかれていた。

 Klipper氏曰く、「黒字店舗を閉める会社などない」として、別に紙書籍市場から撤退しようと考えているわけではないと説明している。【hon.jp】

問合せ先:米Wall Street Journal紙の記事( http://on.wsj.com/XLh7kR

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