米出版卸最大手Baker & Taylor、教育機関向け書籍外商グループ大手Follettが買収

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【編集部記事】北米圏の教育機関向け書籍外商グループ大手Follett社(本社:米国イリノイ州)は現地時間4月18日、米出版卸業最大手Baker & Taylor社(本社:米国ノースカロライナ州)を買収し、傘下企業としたことを発表した。

 Follettグループは、1873創業の大学図書館向け図書・備品納入会社の老舗大手で、非上場。元々は、後に大手書店チェーンBarnes & Noble社を創業することになったWilliam Barnes氏の実父が営んでいた古書店だった。その後、古書店の経営実権がWilliam Barnes氏の義父方であるFollett家に移り、大学向け書籍外商ビジネスにシフト。キャンパス内書店の運営代行や大学図書館への備品・図書卸など複数部門を立ち上げた。

 今回の買収は、90年代から進めている商圏拡大策の一環として実施されたもので、Follett社グループでは年間売上高36億ドル(約3,900億円)を目指すとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Baker & Taylor社のプレスリリース( http://www.baker-taylor.com/viewnews.cfm?press_id=392&typ=c

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