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オランダRoyal Philips系列のiRex Technologies BV社(本社:オランダ)は現地時間の11月16日、同社が欧米・中国向けに販売を行なっている電子ペーパー書籍端末「iLiad」で、ユーザーが自作アプリをインストールできる仕組みを公開した。
もともと読書/ドキュメントビューワー端末として発売された「iLiad」だが、iRex社ではネット上の一部の熱狂的なユーザーたちからの要請を受け、今回ユーザー製アプリもインストールできるように仕様変更を行なった。現時点ではまだユーザー自作アプリはとくに確認されていないが、ユーザーたちの間ではすでにコマンドシェルや多フォーマット対応の電子書籍ビューワー、ゲーム、メールソフト、テキストエディタなどの制作案で盛り上がっており、今後の動向が注目される。
なお、現行のiLiadで自作アプリを動作させるには、OSを2.7.1にアップグレードし、iLiad側から開発者向けのパッケージを別途ダウンロードする必要がある。
【関連サイト】
iRex Technologiesの開発者向けサイト(英文)
http://developer.irexnet.com/