“電子書籍の父”故Michael S. Hart氏の母校学生チーム、不要な電子書籍端末を集めて寄付する「Project Hart」を始動

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【編集部記事】米国Illinois大学(本部:米国イリノイ州)の学生チームが昨年秋から、不要な電子書籍を集めて低所得層の子供たちに寄付するボランティアプロジェクト「Project Hart」を始動している。

 同大学は、米国「Project Gutenberg(グーテンベルグ・プロジェクト)」の創設者Michael S. Hart氏(故人)の母校で、1971年、当時まだ学生だったHart氏が大学保有のXerox製メインフレーム機の上で著作権切れ有名著作のデジタル図書館をつくろうと思い立ち、「Project Gutenberg」を立ち上げた。最初の登録作品は米国憲法の元となった独立宣言書『Declaration of Independence』で、Hart氏自らタイプ入力し、それが全米の計算機ネットワークに広がっていったのが電子書籍の始まりと言われている。

 学生たちが運営するProject Hartはその遺志を引き継ぐことを目的としたもので、現在はまず資金集め・広報活動に従事し、本格活動への準備を進めている。【hon.jp】

問合せ先:Project Hart公式サイト( http://projecthart.org/

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