フランス議会で電子出版促進に関する法案が今月から審議開始、出版社団体SNEが警戒

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【編集部記事】フランスの電子出版ニュースサイト「ID BOOX」によると、フランスの出版社団体Syndicat National de l’Edition(本部:フランス・パリ市、以後:SNE)が、今月末にフランス議会で審議が始まる電子出版促進法案(Le projet de loi numerique)について警戒の念を明らかにしたとのこと。

 この電子出版促進法案は、現政権の経済産業省とデジタル担当大臣Axelle Lemaire氏によって先月提出されたもので、1)学術出版物のOpenData化推進、2)電子作家へのロイヤリティ支払いについて規律化、3)新ビジネスモデル誕生の推進、など多数の項目にわたる内容。この件について、SNE代表のVincent Montagne会長は年初の会合で「著作権法の危機だ」と警戒していることを明らかにしている。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/economie-du-livre/voeux-du-sne-2016-ebook-droit-dauteur-accessibilite-tva/

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