英国の慈善団体National Literacy Trust「電子書籍は、学生の読書向上にプラス」

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【編集部記事】英The Booksellerによると、同国で子供の読書啓蒙活動を行なっているNational Literacy Trust(本部:英国ロンドン市)が、8〜16歳の電子書籍に関する調査レポートを公開したとのこと。

 この「The Impact of e-books on the Reading Motivation and Reading Skills of Young People: a study of schools using RM Books」レポートは、電子図書館ベンダーRM Books社(本社:英国オックスフォードシャー)と共同企画されたもので、40校の生徒468名を対象に、1年間後者の電子書籍ビューワを使い、読書トラッキング実験を行なったとのこと。

 結果、実験スタート前は1日1時間以上読書する生徒の割合が8.1%だったのが、最後には24.5%にまで上昇。National Literacy Trustが2014年に事前実施した同年齢30,032名に情報媒体の選好に関するアンケート調査でも、紙:電子機器:バイブリッドの比率が20.2%:45.4%:28.3%という結果だったのこと。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/e-books-helps-boys-reading-progress-says-nlt-318280

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