Jコミ、「絶版マンガ図書館」にサイト名変更し電子化・収集フローをさらに加速、電子書籍版「YouTube」を目指す

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【編集部記事】株式会社Jコミ(本社:東京都練馬区)は7月10日、絶版電子コミックサイト「Jコミ」を「絶版マンガ図書館」に名称変更し、今後さらに業容を拡大することを発表した。

 漫画家で代表の赤松健氏は、同サイト上ですでにクラウドファンディング「JコミFANディング」など新サービスを展開しているが、絶版コミックの電子化をさらなる新手法で加速させることを発表した。具体的には、1)ファンたちが保有する希少自炊コミックデータを収集・アップロードさせ、2)作家と交渉、3)許諾がもらえれば無料・広告モデルで公開していく。

自動吹き出しテキスト化システムをデモ実演する赤松健氏

(写真)自動吹き出しテキスト化システムをデモ実演する赤松健氏

 同社は、さらに広告コンバージョン向上を狙い東大の研究室と共同で「自動吹き出しテキスト化」システムを開発中で、年内稼働予定。また、今秋には同社の初提携先として、ソフトバンクグループのSBイノベンチャー株式会社(本社:東京都港区)とスマートフォン用コミックアプリを提供することも明らかにしている。【hon.jp】

問合せ先:赤松健氏のブログ記事( http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/20140707/p1

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