《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》
【編集部記事】アイルランドの電子書籍流通ベンチャーePubDirect社(本社:アイルランド・コーク州)CEOであるGareth Cuddy氏が、中国の電子書籍市場へ参入するためのポイントを、米Digital Book Worldサイトに寄稿している。
Cuddy氏によると、中国の電子書籍市場はまだ黎明期にあり、流通している作品はまだ13,000タイトルくらいしか確認できないとのこと。さらに、中国政府の認可を受けた現地法人を介して、検閲を通過する必要がある。とくに注意すべきが通貨で、現地の電子書籍は一般的に1〜8人民元(16円〜131円)前後が平均価格帯でありながら、本国への送金はドルなど外貨で行なわないといけない法律になっている。
ただ、このような状況ではあるものの、Cuddy氏は中国の人口規模から考えて、参入して損はないと強く勧めている。【hon.jp】
問合せ先:Digltal Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2014/ebook-strategy-for-publishers-china/ )