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【編集部記事】米BoingBoing.comサイトによると、先週英国ロンドン市内で開催されたLondon Book Fairカンファレンスで、基調講演者の1人として上がった有名SF作家・アメコミ原作者のNeil Gaiman氏のスピーチが出版関係者の間で論争を引き起こしている模様。
今年のLondon Book Fairカンファレンスも最大の関心事は「電子書籍」で、先に壇上でスピーチした全英書店組会のTim Godfray会長は、Amazon社など米国IT資本を批判。しかし、その後にGaiman氏が壇上に上がり「敵はAmazonやGoogleではない。変わろうとしない自分たちだ」と反論。「巨大動物はもう生きていけない。出版社はタンポポ(未来のため種をばらまく存在に徹しろという意味)になれ」と持論を展開した。
アメコミ界の大物によるこの発言に、客席にいた多くの出版関係者たちは憤慨した模様だが、Twitter上では賞賛の声が大半だったという。【hon.jp】
問合せ先:米BoingBoingの記事( http://boingboing.net/2013/04/22/gaiman-on-the-future-of-publis.html )