シャープが「XMDF」をコミック対応に、まずは「北斗の拳」から

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 シャープ株式会社(本社:大阪府大阪市)は5日、同社が開発・推進する電子書籍フォーマット「XMDF」のコミック作品対応を発表。そして、その作品第一号として「北斗の拳」(原哲夫)を8月11日から同社のau向け電子書籍サイト「SpaceTownブックス」で配信開始することも明らかにした。

 携帯電話の世界では現在、XMDFフォーマットは主に小説などテキスト中心の電子書籍作品に採用されるケースが多く、画像を多用したコミック作品ではむしろセルシス社のComic Surfing形式が使われるケースがほとんど。しかし、今回XMDFがコミック作品にも対応したことで、今後コミック作品でもXMDF形式を採用するケースが増えてくるものと予想される。XMDF版コミックの特徴として、絵は画像データだが、吹き出し文字はテキストデータで横組表示を行うような仕組みになっている。それに伴い、従来のコミック書で吹き出し部分に隠れていた部分の作画が、原哲夫氏の監修で行われた。

 なお、XMDF版「北斗の拳」は毎週5話ずつ更新される予定で、1話あたりの価格は63円(税込み)。同コンテンツは、今週7日から東京都内で開催される「デジタルパブリッシングフェア2005」のシャープブースでデモ披露される模様。

【関連サイト】
シャープの本件に関するプレスリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050705-a.html
au版「SpaceTownブックス」へのアクセス方法(auのWINシリーズ携帯電話のみ)
rnEZweb→メニューリスト→電子書籍→総合→SpaceTownブックス
eBookSpot.jpでのXMDF関連の過去ニュース

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