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【編集部記事】次世代の電子書籍販売モデルとして米国の個人作家たちに注目されている「言い値販売モデル(Pay-what-you-want)」のHumble Bundle社について、参加作家の1人である有名SF作家John Scalzi氏がその収益結果をブログ上で公開した。
「言い値販売モデル」とは、読者側が好きな値段で購入できる販売モデルのこと。米国ではHumble Bundle社を含め2〜3社のベンチャーが参入し始めたばかりだが、Humble Bundle社の電子書籍バンドル商品第1号が発売2週間で売上100万ドル(約8,000万円)を突破したことが先週関係者の間で話題となっていた。
バンドル参加作家の1人だったScalzi氏によると、他作家との配分調整やサイト手数料、寄付金等を差し引き後、結果として2週間で2万ドル(約159万円)の報酬を得たとのこと。予想どおり“0ドル購入者”も多かったものの、42,110名もの新規読者を短期間で獲得したので、プロ作家のScalzi氏も大満足だったようだ。【hon.jp】
問合せ先:John Scalzi氏のブログ記事( http://whatever.scalzi.com/2012/10/24/the-humble-ebook-bundles-and-authors/ )