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【編集部記事】米書店チェーン最大手のBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間10月4日、今年5月から電子書籍端末「Nook」関連部門および教育事業部門のスピンオフ会社について協議中だった米Microsoft社(本社:米国ワシントン州)との資本提携を完了し、社名を「NOOK Media LLC」と決定したことを発表した。
設立さればかりのこのNOOK Media社は、株式の82.4%をBarnes & Noble側が保有し、残り17.6%をMicrosoft社(本社:米国ワシントン州)が3億ドル(約240億円)を出資して獲得、さらに後社から追加的な資金供給も受けることが確約された。その引き換えに、Microsoft側はNOOK Media社を通じた電子書籍の売上から一定のレベニューシェアを受け取る契約となっている模様。
まずは今月発表予定の次期Windows「Windows 8」向けにNookアプリが提供される模様で、同OSを通じて来年6月までに海外10カ国にも新しく進出することも報道等で明らかにされている。その対象国に、日本も含まれている可能性は十分あると思われる。【hon.jp】
問合せ先:Barnes & Noble社のニュースリリース( http://www.barnesandnobleinc.com/press_releases/10_4_12_bks_msft_final_deal_close.html )