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【編集部記事】「R言語」向けIDEなどの開発を行なっているオープンソース・プロジェクトThe RStudio Projectは6月4日、R言語の出力結果をHTML化する出版システム「RPubs」を公開した。
R言語とは、統計学やデータ解析の現場などで一般的に使われているオープンソース言語で、日本でも放送大学で専門講義がTV放送されるほど人気が高い。R言語にはもともとLaTeX等を介してPDF文書に出力する機能はあったが、HTMLへの出力方法はほとんど皆無に近かった。RPubsではR Markdownという簡易方言に一旦変換することで、HTMLコードへの変換を実現する。
RPubsを使うことで、統計学やデータ解析に関するレポートをEPUB電子書籍で制作することも簡単になりそうだ。【hon.jp】
問合せ先:RPubsのサイト( http://rpubs.com/ )