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【編集部記事】米paidContent.orgによると、米国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)が米国の2011年12月および2011年通期の市場統計情報の速報値を発表した模様。
2011年通期の電子書籍部門の販売高は前年比+117.3%増の9.69億ドル(約780億円)、2012年1月〜2月もホリデーシーズン後の余韻でさらに伸びる可能性が高いとのこと。一方、紙書籍部門はペーパーバック部門が-35.9%減と絶不調。結果、書籍業界全体としては前年比-2.9%減の58.6億ドル(約4,720億円)となった。
AAPは米国の300社以上の大手・中小・学術出版社などが加盟する業界団体。なお、本統計はすべて出版社純売上(卸売)ベースであるため、小売ベースでの金額はさらにこの2倍強程度になっているものと推測される。【hon.jp】
問合せ先:paidContent.orgの報道( http://paidcontent.org/article/419-new-stats-2011-was-good-for-e-books-not-so-good-for-print/ )