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株式会社バタフライコードは4月1日、運営するデジタルコンテンツのダウンロードカード製作サービス「conca(コンカ)」の通信販売プラン利用料の期間限定無償化と、ダウンロード有効期限の無償延長対応を開始した。新型コロナウイルス感染拡大で各種イベントの延長や中止が行われていることへの対応。
コンカは、製作したカードに記載されたシリアルコードを入力することにより、デジタルコンテンツをダウンロードできるサービス。同人誌即売会で電子書籍を対面販売するような用途に利用されている。2015年7月にプログラマーの藤井正尚氏が個人で開始したサービス(記事)で、2018年9月に法人化された。
期間限定で無償化されたのは「MTO(Make To Order)プラン」という通信販売代行サービスで、ダウンロードカードの製作から注文の受付、決済、発送まですべてコンカが行う。受注生産なので、在庫リスクが無い点が特徴。遠方などイベントに来場できなかったユーザーに向けて、ダウンロードカードを販売するような用途が想定されている。通常は、販売総額に対する20%が利用料だが、4月30日までのMTOプラン注文分に限り、無償となる。
また、対面販売を想定して注文されたカードやシリアルコードの販売機会が損なわれていることから、4月1日時点で有効なシリアルコードについては、無償で1年間の有効期限延長対応をする。受付は4月30日まで。
参考リンク
コンカ公式ブログのお知らせ
https://blog.conca.cc/entry/covid-19
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