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書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
語られなかったアメリカ史③ 人類史上もっとも危険な瞬間
オリバー・ストーン/ピーター・カズニック/あすなろ書房
内容紹介
本書は、今まで知られていなかったアメリカ史を誰にでも読みやすい文で紹介したものだ。
映画監督のオリバー・ストーンと歴史学者のピーター・カズニックによって書かれた原書に歴史家のエリック・シンガーがさらに掘り起こして加筆した。
第二次世界大戦後から、1962年までの冷戦期が語られている。
アメリカの軍人たちが「キノコ雲」をモチーフにしたケーキで核実験成功を祝い、政府高官は原爆を月面で爆発させてソ連を威嚇することを夢み、水爆でハリケーンの進路を変えたりすることを真剣に検討していたのだ。
原爆を投下された国に住む私たちには、信じがたいこれらの事実が次々と明らかにされていく。さらに、すんでのところで核戦争を回避させたソ連の軍人のこともリアルに書かれている。
世界は、核戦争による全滅からまぬがれた。しかし、1945年から1962年の17年間で、人類は、地球を複数回破壊できるほどの攻撃能力を保持するようになった。
本書は、「語られなかったアメリカ史」の書であるが、第二次世界大戦後の「人類史上もっとも危険な瞬間」までの史実を、アメリカとソ連の両側から記載した書である。
今回の本文掲載は、冒頭の紹介文と第5部「人類史上もっとも危険な瞬間」とした。
出版情報
発行形態:ハードカバー
ISBN:9784751529461
本体価格:¥2,200 (JPY)
ジャンル:ノンフィクション
刊行日:2020/03/19
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